変形性膝関節症の症状と原因

ひざが痛む・変形性膝関節症

「ひざが痛い」という悩みを抱えている高齢者の方が増えています。そしてひざが痛む原因の殆どは「変形性膝関節症」です。変形性膝関節症は、歩き初めや歩き過ぎでひざが痛むという特徴があります。

階段を昇る時に痛む場合は「膝蓋骨軟化症」が、降りる時に痛む場合は「半月板損傷」が疑われます。ここでは、高齢者に最も多い「変形性膝関節症」の症状や原因について述べています。

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変形性膝関節症の症状

膝には、普段歩いている時でも体重の約3倍、階段の昇り降りの時には約7倍、走っている時には約10倍もの力がかかると言われます。このように膝の関節には負担がかかっていますが、「変形性膝関節症」の場合は何年もかかって進行するため、痛みが徐々に増してきます。

最初は、何となく重たい感じがして膝に違和感を感じますが、日常生活に不便を感じる事はありません。少し進行すると、膝がこわばるようになります。朝起きようとすると膝が動きにくかったり、長時間正座していると、関節がこりかたまったように感じます。

しかし動かしているうちにこりがほぐれて正常に動くようになります。
さらに進行すると、歩き始める時に痛むようになり、歩いているうちに痛みが軽くなって来ますが、歩いた後にまた痛むようになります。

重症になると痛みも増し、膝を曲げたり伸ばしたりという事ができなくなるため、正座ができなくなります。また階段昇り降りの時にも痛みます。膝が腫れて熱を持ったり、水がたまる「関節水腫」という症状が起きる場合があります。

また、「変形性膝関節症」は気候や季節の影響を受けやすく、「寒い日や梅雨の時期になると痛む」と訴える人もいます。

変形性膝関節症の原因

変形性膝関節症には、一次性のものと二次性のものがあります。一般に多いのが一次性のもので、加齢により膝の関節軟骨がすり減るために起こります。また二次性のものは、骨折や脱臼、ねんざ、慢性関節リウマチなどのけがや病気によるものです。

ここでは、高齢者に多い一次性の変形性膝関節症の原因についてみて行きます。
関節の表面は軟骨で覆われていますが、弾力性に富んだこの軟骨は、膝に負担がかかった時に衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。

しかし、加齢により軟骨がすり減って来ると骨と骨の隙間がだんだん狭くなり、骨と骨がこすれ合うようになって来て、炎症を起こしたり周囲の組織を刺激して痛みが出るようになります。

痛いからと膝をかばって動かさなくなると、関節の周辺の組織が弱くなったり、筋肉が低下してますます膝関節への負担が増すようになり、さらに膝の痛みが増すという悪循環を招きがちです。

重い物を持つという仕事を長期間して来た方や、スポーツなどで膝を酷使して来た方は、中高年くらいからこのような症状が出やすくなります。また、肥満の方は体重を支えるための膝の負担が大きいため、「変形性膝関節症」の症状が出やすくなります。

この変形性膝関節症は、40代までは男性に多く見られますが、50代以降になると女性が男性の2倍の割合で増えています。

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