赤ちゃんの夜泣きは成長の一過程

赤ちゃんの夜泣きの原因

「夜泣き」は、生後2~3ヶ月から2歳くらいの赤ちゃんによく見られます。
泣き方も、寝る時にグズグズと泣き出す赤ちゃんもいれば、寝る前までは機嫌も良く何ともなかったのに、夜中に急に大泣きする赤ちゃんもいて、それぞれ異なります。

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このような「夜泣き」が何日も続くと、赤ちゃんよりもむしろ両親のほうが不安やストレスを感じてしまい、睡眠不足に陥るなど、疲れ果ててしまいます。

赤ちゃんが夜泣きをする原因は、はっきりとはわかっていませんが、次のような事が考えられています。

赤ちゃんが夜泣きをする原因

睡眠サイクルのリズムが未熟なため
人間は、睡眠中に浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返しています。そして一般に浅い眠りのレム睡眠の時に夢を見ます。
しかし、赤ちゃんの場合は、このレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えがうまく行かず、大人なら夢を見ているレム睡眠の時に起きてしまい、泣き出してしまうという事があります。

欲求不満
天気が悪い日に夜泣きをするという赤ちゃんがいますが、このような場合、外遊びが思いっきりできなくて、欲求不満になり、それが夜泣きにつながると考えられています。

眠いため
寝る時間になると決まって泣き出す赤ちゃんがいます。大人の感覚では「眠ければ眠ればいいのに」と考えがちですが、赤ちゃんは「眠い」という感覚を表現するために夜泣きをする場合があります。

昼間の刺激
赤ちゃんは脳の発達に伴い、昼間のさまざまな体験を記憶としてとどめておく事ができるようになりますが、それが原因で夜泣きをする場合があります。たとえば、散歩の時に犬に吠えられて怖い思いをしたとか、予防接種を受けて痛い思いをしたとか、お母さんの姿が見当たらず不安な思いをしたなどの記憶が夜泣きの原因になる事があります。

生活リズムの乱れ
お客様が来た日は夜泣きをするという赤ちゃんがいますが、このようにいつもと違った生活リズムが原因で夜泣きをする事があります。いつもと違う場所へ遠出をしたり、長時間遊んでお昼寝の時間が少なかったという場合も、夜泣きにつながります。

赤ちゃんの夜泣きは、いずれにしても赤ちゃんの成長の一過程ととらえる事ができます。病気ではないので、成長に従い自然におさまってきます。

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