トイレトレーニングの始め方
トイレトレーニングは、その子の成長に合わせて行いましょう。
育児をして行く上で「トイレトレーニングはいつ始めたら良いか」「どのように始めたら良いか」という悩みを持っている人が多くいます。
特に周囲に同い年の子どもがいる場合、自分の子どもと比べてしまい、「うちの子はまだオムツがとれない」などと、焦ってしまうこともあります。
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しかし、子どもにより成長の仕方はそれぞれ異なります。
トイレトレーニングを始める時期や始め方は、子どもを良く観察した上で焦らずに行いましょう。
トイレトレーニングを始める時期
赤ちゃんは、おしっこもウンチも「出る」という感覚がわからないため、おむつの中に知らないうちに出しています。
1歳半くらいになると、おしっこを膀胱に2時間くらいは溜めておけるようになります。そして徐々に膀胱におしっこがたまった事が大脳に伝わり、「おしっこをしたい」という感覚を意識できるようになります。
ウンチの場合も同じように「ウンチがしたい」という感覚を意識できるようになります。また、おしっこもウンチもある程度の時間、がまんする事ができるようになります。
このように子どもが自分の感覚を意識できるようになり、それを簡単な言葉で表現する事ができるようになった時がトイレトレーニングを始める時期と言えます。
また、トイレに行くまでの間、おしっこやウンチをがまんする事ができるかどうかも判断のひとつになります。
トイレトレーニングの始め方
まず、おしっこやウンチが出たくなったら、言葉でどう表現するのかを教えてください。なるべく短くわかりやすい言葉が良いでしょう。
次におしっこやウンチをどこでするのかを教えます。おまるでするのか、トイレでするのかをその子の成長度合いに応じて決めましょう。
そして実際におしっこやウンチのやり方を教えます。最初はうまくできなくても、決して叱らずに丁寧に教えます。おしっこやウンチが終わった後はどうするのかもきちんと教えます。
注意しなければならないのは、おしっこやウンチをする事が、「汚いこと」「苦痛であること」のようなイメージを抱かせないようにする事です。おしっこやウンチは、人間が生きて行く上でとても大切な事であり、それがひとりでできるようになる事はとても嬉しい事なので、上手にできた時はなるべく褒めてあげましょう。
また、おむつが取れる時期は、ひとりひとり異なります。トイレも子どもの成長に合わせて自然にできるようになりますので、決して焦らないようにしましょう。
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