免疫力を高める食品で病気予防を!

免疫力を高める食品は?

免疫力を高め、病気を予防する基本は食生活です。

特にタンパク質、炭水化物、脂質の3大栄養素の他、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維などが含まれている食品をバランス良くとる必要があります。

その中でも特に免疫力を高めるものとして知られている食品には次のようなものがあります。

免疫力を高める食品

●野菜類・果物類
免疫力アップに野菜類や果物類は欠かすことができません。緑黄色野菜類、淡色野菜類、各種果物類には免疫力を高める成分がたっぷり入っています。

特に皮のついている野菜や果物の場合、一番外側の皮のすぐ下の部分に免疫を高める成分が多く入っています。

また、ごぼうやイモ類に多く含まれる食物繊維は、腸内環境を整え免疫力を強化する他、発ガン物質や有害物質を体外へ排出する働きがあります。野菜類や果物類は、毎日色々なものを、できれば皮や根っこ、葉っぱの部分まで食べるようにしましょう。

●大豆・大豆加工食品
皮膚や骨、筋肉など私たちの身体の殆どはタンパク質で作られています。そして良質なタンパク質源である大豆や大豆加工食品は、身体を作る原料になる他、免疫力を強化する働きもあります。

豆腐や納豆、きな粉、みそなどの大豆製品を毎日の食事に取り入れましょう。また、大豆の仲間である黒豆も免疫力を高める食品として、注目を集めています。

●きのこ類
日本人は、昔からきのこ類を食卓に取り入れて来ましたが、きのこ類にはβ-グルカンという免疫力を高める成分が豊富に含まれています。

β-グルカンは、タンパク質と結びつく事で免疫力を高める他、ガン予防にも効果があります。シイタケやシメジ、マイタケやえのき、なめこなどを積極的に食べるようにしましょう。

●海藻類
海藻類には、フコイダンという成分が豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。

フコイダンは、免疫力を強化する他、ガン細胞の増殖を抑える働きがある事も知られています。ワカメや昆布、ひじきなどの海藻類を毎日の食事に取り入れましょう。

●発酵食品
ヨーグルトや漬物などの発酵食品に多く含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。

腸内の免疫機能は、体内でも特に重要な働きをしており、血液中を流れるリンパ球の6~7割がここに集中していると言われます。

腸は、食べたものが直接送られる場所であり、食べ物に付着した細菌やウィルス、有害物質などを選別しているため、免疫機能も強力にしておく必要があるのです。

ヨーグルトや漬物類の他、乳酸菌の含まれた食物や飲料などを少量でも毎日摂取するようにしましょう。

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